Empress
皇帝の正妻。定員 1。清では宮女 10 人、年例銀 1,000 両。朝冠は頂 3 層に金鳳 7、後ろに真珠の垂れ 5 行で、この「垂れ 5 行」が皇貴妃(3 行)との見分け所。朝袍は明黄。行列は儀駕、輿は明黄の鳳輿を 16 人で担ぐ。『国朝宮史』は「皇后は中宮に居る」と書く。坤寧宮は明の皇后の寝宮で、清は 1655 年に満洲式に改めて祭祀と大婚に使った。清の皇后がふだんどこに住んだかは確かめている最中(東西六宮の 1 つとする説がある)。
| 位と場面 | 髪・冠 | 上衣 | 下衣 | 靴 | 色 |
|---|---|---|---|---|---|
| 唐 | |||||
| 后妃推定 | 高髻に簪と花、額や頬に花鈿 | 短い襦・半臂、肩から披帛 | 胸高に締めた長い裙 | 先の反った履 | 赤・緑・黄など鮮やか |
| 宋 | |||||
| 皇后(儀式) | 龍鳳花釵冠・左右の博鬢・真珠の面花 | 深青の褘衣(翟の模様)、紅の縁 | 裙 | 先の反った舄 | 深青 |
| 明 | |||||
| 皇后(儀式) | 九龍四鳳冠・左右の博鬢 3 | 深青の翟衣 12 等 | 裙・蔽膝 | 青の舄 | 深青・紅の縁 |
| 皇后(常服) | 龍鳳冠 | 黄の大衫・深青の霞帔(龍)・紅の鞠衣 | 紅の裙 | 青の舄 | 黄・深青・紅 |
| 后妃(ふだん)推定 | 鬏髻と頭面(挑心・分心・掩鬢) | 襖(明後期は立襟) | 馬面裙 | 平底 | 自由 |
| 清前期 | |||||
| 后妃(ふだん)推定 | 小両把頭・簪 | 丸首・右前の袍(馬蹄袖は儀式だけ) | 袍の下にズボン | 低めの花盆底・平底 | 位の色は儀式。ふだんは自由 |
| 清中期 | |||||
| 皇后(儀式) | 朝冠(頂 3 層・金鳳 7・垂れ 5 行)・金約・耳飾り 3 対 | 石青の朝褂+明黄の朝袍(披領・馬蹄袖)・朝珠 3 連 | 朝裙 | 花盆底 | 明黄・石青 |
| 后妃(祝いの日) | 吉服冠か鈿子 | 石青の龍褂(金龍の団 8。嬪は団なし)+位の色の龍袍・朝珠 1 連 | — | 花盆底 | 位の色 |
| 后妃(ふだん)推定 | 両把頭・扁方・燕尾 | 氅衣・襯衣・坎肩 | — | 花盆底 | 自由(明黄を避ける) |
| 清後期 | |||||
| 后妃(ふだん)推定 | 大拉翅・正面の大きな花・片側の流蘇 | 縁飾りの幅の広い氅衣 | — | 高い花盆底 | 自由 |
皇后・1420–1912
格のいちばん高い屋根。重檐廡殿の黄琉璃、上の檐に七踩・下の檐に五踩、走獣 9。廡殿は推山で正脊が長く、隅棟が上で妻側へ寄る。下の檐の内に周りの廊が回る。
元にした図・実物: 工程做法 巻 1(九檩廡殿)・付録 A §C-1・§C-3・§J-1
アトリエで開く皇后・1420–1912
歇山に下の檐(腰檐)を回して格を 1 つ上げた殿。下の檐の上の端は上の階の壁に潜り、際に囲脊が回る。
元にした図・実物: 付録 A §C-1
アトリエで開く皇后・1420–1912
正方形の平面の 4 つの面を頂の一点に集め、宝頂で納めた殿。前後の大殿の間に置く小さな殿の型。
元にした図・実物: 付録 A §C-1
アトリエで開く