後宮意匠帖こうきゅういしょうちょう

データの利用について

このサイトは、漫画家先生が中華の宮殿と後宮を描くときの参考資料として、営利を目的とせずに運営しています。掲載している参考資料の画像とアトリエの線画は、商業の原稿にも使えます。

このサイトの方針

  1. 掲載している画像は、すべてパブリックドメインまたは CC0 として公開されている資料です。判定の根拠は各資料のページに記録しています。

  2. ライセンスは「館の方針だからたぶん大丈夫」ではなく、1 点ずつ、取得元の API が返す権利情報で判定し、判定に使った値と確認日時を記録しています。記録は各資料のページの「ライセンスの根拠」で確認できます。

  3. 種類・時代・位の解説文と「描くときのポイント」はこのサイトの書き下ろしです。Wikipedia などの説明文(CC BY-SA)、所蔵館・自治体・辞典の解説文は転載していません。資料については題名・年代・所蔵などの事実情報だけを記録しています。

  4. アトリエの建物・院・殿内・物のプリセットの線画は、このサイトがプログラムで作成したもので、CC0(パブリック・ドメイン提供)として公開します。匾額の字は、すべて架空の名です。

  5. 国立国会図書館サーチ・Wikimedia Commons・Internet Archive の API と、各館の API・一括データを使って資料を探し、取得したデータを加工して(題名の整理・画像の縮小と切り出し)掲載しています。

商業の作品に使うとき

このサイトは営利を目的としませんが、資料を見て描く漫画家先生の原稿は、連載・単行本・広告などの商業の作品です。そこで、取得元は商用の利用を認めているもの(パブリックドメイン・CC0)だけにしています。

  • 参考資料の画像(パブリックドメイン・CC0)は、商業の原稿の下描き・模写・トレース・背景の元に使えます。
  • アトリエの線画(CC0)は、商業の原稿にそのまま貼っても、なぞってもかまいません。クレジットも要りません。
  • 写真に写った実在の建物の匾額の字・商標は、そのまま描き写さず、架空の名に変えることをおすすめします。アトリエの匾額が架空の名だけなのも、同じ理由です。
  • 写真に人が写っているときは、その人の肖像にも気をつけてください(このサイトは人が主に写った写真を載せていません)。

掲載している資料

参考資料
1046
パブリックドメイン
492
CC0
554

種類の内訳:写真 253 点、版画・刊本 13 点、絵(軸・巻・冊) 32 点、本の図版 295 点、実物 453 点

取得元の内訳:The Met 282 点、Cleveland Museum of Art 110 点、Wikimedia Commons 149 点、Smithsonian NMAA 16 点、Art Institute of Chicago 73 点、国立国会図書館 238 点、Internet Archive 178 点(最終確認 2026/11/1)

取得元ごとの判定方法

メトロポリタン美術館(The Met)

Open Access の各作品の isPublicDomain が true で、画像があるもの。作者の没年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。漢・唐の墓の明器と俑、元の界画は、1 点ずつ目で選んで時代を書いています。

取得元の利用条件

クリーブランド美術館(Cleveland Museum of Art)

Open Access API の share_license_status が CC0 で、画像があるもの。作者の没年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用条件

シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)

API の is_public_domain が true で、画像があるもの。作者の没年と制作年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用条件

スミソニアン国立アジア美術館(Freer|Sackler)

Smithsonian Open Access の記録と画像の利用条件が、どちらも CC0 のもの。

取得元の利用条件

ウィキメディア・コモンズ(本の図)

清の官撰の図譜(『皇朝礼器図式』の武英殿本・『古今図書集成』の挿絵)と、写真帖・研究書の図版(Boerschmann『Baukunst und Landschaft in China』1926・『Chinesische Architektur』1925 の頁から切り出した図版・Beato の 1860 年の北京の写真)と、清の宮廷画(故宮博物院(北京)蔵の十二美人図・行楽図など)と国立故宮博物院(台北)蔵の唐・宋・元・清の書画(『宮楽図』『景徳四図』『龍池競渡図』『十二月令図』など)を忠実に写した写真、『清俗紀聞』1799 の挿絵のうち、ファイルのライセンスがパブリックドメインか CC0 のもの。平面の絵を忠実に写した写真には新しい権利が生じないので、絵の作者の没年で判定します(館のサイトからは取りません)。Commons の表示は米国か作者の国の判断なので、作者の没年と発行年で、日本と米国の両方の保護期間が切れていることを別に確かめています。

取得元の利用条件

インターネット・アーカイブ(北京の宮殿の写真帖と研究書)

Internet Archive が公開している本のスキャンから、図版を 1 点ずつ選んだもの(Sirén『The Imperial Palaces of Peking』1926 の 3 巻・『The Walls and Gates of Peking』1924 など)。刊行年と、著者と図の作者の没年・国籍で、日本と米国の両方で保護期間が切れているものだけを使います。書名・刊行年・頁を、資料ごとに根拠として記録しています。

取得元の利用条件

国立国会図書館デジタルコレクション(NDL)

記録の権利の表示がパブリックドメイン(インターネット公開・保護期間満了)の写真帖と研究書(『清国北京皇城写真帖』1906・伊東忠太『支那北京城建築』1926・『支那建築細部集』1928)。「裁定」や送信限定の資料は使いません。NDL の判定は日本の保護期間なので、作者の没年と発行年で、米国の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用条件

国立故宮博物院(台北)

館のサイトからは画像を取っていません。館が CC0 で公開している低解像度(100 万画素)の画像は、1 枚ごとに画像認証(CAPTCHA)を通さないと取れません。画像認証は人が確かめるための仕組みなので、自動で解いたり回避したりしません。館の書画は、ウィキメディア・コモンズにある写し(館の CC0 の画像や、平面の絵を忠実に写したパブリックドメインの写真を、ほかの人が上げたもの)から取り、資料ごとに「国立故宮博物院(台北)蔵」と書いています。CC BY の中解像度の画像と館の説明文は使いません。

取得元の利用条件

日本の保護期間への配慮

日本の写真の保護期間は、古い法律と今の法律で数え方が違い、作者の作品の保護期間も、亡くなった年によって死後 50 年か 70 年かが分かれます。さらにこのサイトは米国のサーバーから配信しているので、米国の保護期間も切れていなければなりません。そこで、取得元の判定に加えて、次の条件を満たす資料だけを載せています。

写真・絵・本の図

  • 日本で発行された写真は、1956 年までに発行されたもの。発行年が分からないものは、1946 年までの撮影と根拠を添えて言えるもの
  • 日本の作者の作品は、作者が 1967 年までに亡くなったもの。外国の作者は、戦時加算を見込んで 1955 年までに亡くなったもの
  • 作者不明や団体の名義の作品は、1945 年までに公表されたもの
  • 米国でも保護期間が切れていることを確かめています。1931 年以降に発行された作品は、作者が 1946 年以降に亡くなっていると米国では保護が続くので、載せていません

中国・台湾と、そのほかの国の作者

  • 中国・台湾の作者の作品は、作者が 1967 年までに亡くなったもの。1931 年以降に発行された作品は、作者が 1945 年までに亡くなったものに限ります。中国・台湾で発行された写真は、1945 年までに発行されたもの
  • 日本・中国・台湾の外の作者は、連合国の国民は 1955 年まで、そのほかの国の国民は 1967 年までに亡くなったもの。米国では 1930 年までに発行されたものに限ります
  • 国立故宮博物院(台北)の画像は、館のサイトからは取らず(画像認証が要るため)、ウィキメディア・コモンズの書画の写しだけを使っています。館の説明文も使わず、解説は書き下ろしています

調度や道具の実物の写真

  • 制作年が 1914 年以前のもの。作者の名前と没年が分かるものは、没年が 1955 年以前のもの
  • 実用品の意匠も、日本では美術の著作物にあたることがあるので、作者の没年で確かめています

どの条件で採用したかは、各資料のページの「ライセンスの根拠」に、日本と米国の 2 行で記録しています。

表現への配慮

戦争・処刑・纏足の写真、人が主に写った写真(清末の宮廷の人物の写真を含む)、宦官の身体の写真は、資料として載せていません。原題に今日では差別的とされる語があるときは、書き下ろした題で載せます。アトリエの匾額の字は、すべて架空の名です。

創作に使うときのよくある質問

Q資料を見て描いたイラストや漫画は、自分の作品として発表できますか?
A
はい。このサイトの資料は、参考にして自分のタッチで描くためのものです。資料の画像はパブリックドメインまたは CC0 なので、模写やトレースの元にしても著作権の問題は生じません。
Q商業誌の連載や単行本、広告の原稿に使ってもいいですか?
A
はい。参考資料の画像はパブリックドメインまたは CC0、アトリエの線画は CC0 なので、商業の作品にも使えます。ただし、写真に写った実在の建物の匾額の字は、そのまま描き写さず架空の名に変えることをおすすめします。
Q資料の画像そのものを使ってもいいですか?
A
パブリックドメインと CC0 の画像は、原則として著作権による制限なく使えます。ただし所蔵館は出典の表記を推奨しているので、資料のページに書いた「所蔵・クレジット」を添えるのがおすすめです。写真に写った人物の権利など、著作権以外の権利が関わる場合もあります。
Q資料の写真から作った線画は使えますか?
A
はい。元の写真はパブリックドメインまたは CC0 なので、写真→線画で書き出したものは、下描きにも原稿の一部にも使えます。所蔵館は出典の表記を推奨しているので、資料のページに書いた「所蔵・クレジット」を添えるのがおすすめです。
Qアトリエで作った線画はどう使えますか?
A
建物・院・殿内・物のプリセットは CC0 なので、書き出した線画は下描きにも、商業の原稿の一部にも自由に使えます。サイトへのクレジットも不要です。
Q歴史的に正確な宮殿の建物ですか?
A
アトリエの建物は、時代と位ごとの形の特徴(屋根・斗栱・彩画・建具)をつかむための「型」で、実在の建物を写したものではありません。寸法は清の『工程做法』(1734)の斗口の倍数と、写真帖・研究書から取った目安です。細部は参考資料の写真で確かめてください。
Q解説文はどこから取っていますか?
A
種類・時代・位の解説と「描くときのポイント」は、清の図譜(『工程做法』『皇朝礼器図式』)・史書・館の収蔵品の記録や研究の資料で事実を確かめたうえで、このサイトが書き下ろしたものです。Wikipedia・百度百科などの CC BY-SA の文章や、両故宮を含む所蔵館・辞典の説明文は写していません。

お問い合わせ

次のようなときは、X(旧 Twitter)の @oliver_diary までご連絡ください。内容を確認して対応します。

  • 掲載している資料のライセンスの判定に誤りがある、または権利者として掲載をやめてほしい
  • 資料の題名・年代・種類の分け方に誤りがある

資料についてご連絡いただくときは、そのページの URL を添えてください。

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